似て非になるもの
750(W) 450(D) 910(H) mm
楠/一位/粘土/アクリル
2014 

今回の作品コンセプト
自分の描くドローイングや作品の似たり寄ったりなのとか、

ワンパターンの繰り返しになっていることへの悩みから、自分の作品を第三者の人がもう一度作ることによって、
自分の作品を見直すという試みをしてみたいと思った。

ただ、同じ学生にやってもらうのではなく、違う目線で見てもらえるような人に頼みたいと思い、

宮大工をしている知り合いに頼むことにした。

作ってもらうときの条件
・木であること
・私が作品の説明をし、違うとらえ方をしたらそれで作ってほしい
・サイズは私が作ったものよりも少し大きいほうがいい
(作った結果サイズが小さいと感じた)具体的なサイズはお任せ
・宮大工さんの作る癖が多少はいっても可


宮大工さんが作品をつくって思ったこと
木だけで作ったので大変だったししんどい。
精神的な思い入れも込めて彫ると気が滅入ってしまった。
=人の作品を表面と内側まで彫るのはかなり大変
途中からは作品を見ずに自分のアレンジを取り入れている。
最初の出だしが大変だった。(普段は絵など描かずに彫るから)
抽象的な作品なので、形を見ていくのが難しい。


コンセプトの受け止め方
儚くはない。ラフレシアやたこの赤ちゃんの知識を知った上では儚いと思うが、
見ただけではよくわからなかった。躍動感があるから儚いとは感じない
その一瞬はいきいきとしているし、その後は儚くなるかもしれないが、
儚くなる前を彫っている
一番輝いている時を彫っていると感じた
でも、彫っているときはこのような心境ではなく儚いということを思いながら彫った

作品をみて感じたこと
木だけだから一体感がある
ものすごく見やすい。
シャープだし、儚さというより生命力を感じる
無駄がない

技術等の比較ではなく、私と宮大工さんの思考や姿勢の比較をすることにより
この作品の「ものともの」の関係性が初めてできると考える。

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